革靴の鏡面磨きのやり方を解説【余計なものを使わずシンプルに仕上げる】

こんにちは、ブロガーのあかパンダ(@akapandablog)です。

新入社員くん
革靴の先がキラキラしているのを見かけるけど、あれってどうやるの?
新入社員ちゃん
あれって「鏡面磨き」っていうらしいよ。めっちゃ難しいらしい…
ちょっと待った!そんなことはありません!!

鏡面磨きは誰でもできる靴磨きのテクニックです。

 

今日は革靴の鏡面磨きのやり方についてわかりやすく紹介していきます。

行う工程が少なく使う道具も少ない、鏡面磨きの中でも基本となるシンプルな方法を紹介。

鏡面磨きの経験がない方でも、紹介する方法に通りに行えば、最初は時間がかかるでしょうが綺麗な鏡面が作れるはずです。

新入社員くん
よし、一緒に鏡面磨きができるようになろう!
新入社員ちゃん
革靴をピカピカにするぞ〜!

 

鏡面磨きの前に靴磨きをしておこう

鏡面磨きを行う前に靴磨きをしておきましょう。

鏡面磨きは革靴の上にポリッシュで膜を作り、その部分を平らにすることで光沢を出す技術。

革靴に汚れがついていると、その上から膜を作るようになってしまうのです。

ホコリの上から鏡面磨きを行ってしまうと、後々トラブルが。

新入社員くん
鏡面磨きは下地が大切!薄い膜なので、汚れの部分がボコっと出てしまうこともあります。

靴磨きは簡単仕上げでOK

普段から靴磨きの習慣がある場合には、靴磨きは簡単仕上げでOKです。

簡単仕上げというのは、

  • ブラッシング
  • 汚れ落とし&保革

のこと。

 

新入社員くん
具体的にはこんな感じです。

ブラシでアッパーのホコリを落とします。

鏡面磨きは靴の先だけではなくかかと側や側面にも施すので、靴全体をしっかりとブラッシングするのがコツです。

新入社員ちゃん
汚れが溜まりやすい溝の部分なども念入りにね!

次に、汚れ落としと保革の効果があるレザーローションを使っていきます。

このようなローションがあると、普段の靴磨きはこれ一本で済むので非常に楽です。

新入社員くん

様々なブランドから似たような製品が出ているので、一本持っておくことをおすすめします。

鏡面磨きの事前準備はこれでOK。

下地は十分整いました。

ただし、
  • 靴の色が剥げてきている
  • 栄養が足りていない
こういった場合には鏡面磨きの前に革靴のメンテナンスが必要です。
新入社員ちゃん
メンテナンスが必要な方は上の記事を読んでから鏡面磨きを行ってみてくださいね!

 

靴磨きに必要な道具について

鏡面磨きに必要なものは多くありません。

  • シューポリッシュ(ワックス)
  • ネル布

この3つがあればOKです。

 

シューポリッシュについて

私が使用しているのは、KIWIのワックスです。

日本でもよく販売されていているので手に入れやすく、鏡面磨きもしやすい優秀なワックスです。

最もスタンダードなワックスといっても過言ではないので、初心者にはこちらをおすすめします。

新入社員ちゃん
値段も700円程度とワックスの中でも安めです!
新入社員くん
ワックス沼にハマると買い足したくなるので注意です!

ネル布について

鏡面磨きでよく使われるのが「ネル布」です。

靴磨きに使うクリームなどを売っているお店では大抵取り扱いがあります。

しかし、少し高いのが難点。

 

私は手芸店でネル布を安く購入して使っています。

鏡面磨き以外にも靴磨きで多用する素材なので、手芸店などでたくさん購入しておくのをおすすめします。

新入社員くん
手芸用のネル布でも全く問題なく使うことができます!

 

鏡面磨きでは、指にネル布を巻き付けて使います。

ネル布はだいたい10センチ×60センチにカットして使います。慣れてきたら自己流でOK!
新入社員ちゃん
指に巻きつけるのと、使う場所を変えたりするのでこれくらいの長さがよいです。

鏡面磨きに使う水について

鏡面磨きに使う水ですが、水道水で構いません。

新入社員くん
水道水で十分です!

水にエタノールが含まれている鏡面磨き専用の水も販売されていますが、値段に合ったパフォーマンスがあるかは疑問です。

今回は水道水を使って鏡面磨きをしていきます。

新入社員ちゃん
筆者はワックスのフタに水を入れて使っているそうです!

 

 

革靴の鏡面磨きの方法は4ステップ

実は、鏡面磨きの方法には様々な流派があります。

新入社員くん
大抵の方は、有名な靴磨き職人の方のやり方を真似て、自己流にアレンジしていくようです。

私もまさしくそうで、今回紹介する方法は面倒くさがり屋の私ができるだけシンプルにやり方をまとめた方法です。

  1. ワックスを重ね塗りする
  2. 乾燥するまで待つ
  3. ネル布を指に巻いて磨いていく
  4. 水研ぎ

具体的にはこの4つのステップで進んでいきます。

 

①ワックスを重ね塗りしていく

まずはワックスを指で取って重ねていきます。

指の熱でワックスが柔らかくなるなど色々と理由があるようですが、1番の理由は塗りやすさでしょう。

トゥ(靴の先)の方を厚く、後ろに行くにしたがって薄くグラデーションになるように塗っていきます。

 

先の方は厚く。

後ろに行くに従って薄くなるようにです。

ワックスを塗ることで一時的に革靴は曇ります。

新入社員くん
次第に光ってくるので安心してワックスを塗り重ねましょう。
鏡面磨きは芯材が入っている部分までにしましょう。芯材がない部分に厚く鏡面磨きをしてしまうと、膜が割れる原因になります。
新入社員ちゃん
かかとの部分も考え方は同様です!

かかとの部分にも鏡面磨きを

かかとの部分を触ってみてください。芯材と呼ばれる硬い土台がある部分がわかると思います。

この部分の上にワックスを乗せるように置いていきます。

新入社員くん

上の写真のように尖った山の形にすると綺麗な鏡面になります。

 

側面も光らせると統一感が出る

さらに、靴先の部分とかかとの部分をつなげるように革靴の側面も光らせます。

すると、全体にまとまりが出て、統一感が出るようになります。

新入社員ちゃん
側面は薄く何度かワックスを塗るだけでOK。厚く塗ってしまうと歩いた際にひび割れてしまいます。

 

革靴の、靴先・かかと・側面と順番にワックスを塗っていきます。

革靴の右に塗り終わったら今度は左交互に何度か繰り返して塗っていきます。

 

何度繰り返して塗るかは塗ったワックスの厚さによって異なります。

およそ5~10回は塗り重ねるようになるでしょう。

ワックスを何度塗るかはワックスの厚さによって違う。塗っているうちに曇っていた下地が光ってくる。そうなったら下地は準備OK。

見極める他の方ほとしては、層が厚くなってくると指ざわりが変わってきます。

新入社員ちゃん
ヌルッとした感触になってきたら下地の準備が整ってきた証拠です。

 

下地が乾燥するまで待つ

下地の準備が終わったら、乾燥するまで少し待ちます。

5分程度はそのままおくとよいでしょう。

その間にこの後使用する水を用意します。

新入社員くん
水の量は少なくてOKです。底の厚くない容器などにとっておきましょう。

ネル布を指に巻いて磨いていく

ネル布を指に巻きつけていきます。

靴を磨いていくので、ずれないようにしっかりと巻きつけて指で押さえましょう。

 

ネル布を巻き終わったら、チョンチョンと指先の部分を水に軽く付けます。

手でその部分を何度か叩いて水気を布全体に広げたら準備完了です。

ワックスを少量とって、靴を磨いていきます。

新入社員くん
ここからが鏡面磨きの面白いところです!
最初は小さな円を描くように、クルクルと優しく靴先を磨いていきます。
すると徐々に光沢が出てきます。
これも革靴の左右を交互に行っていきましょう。
  • ワックスは取りすぎないこと
  • 湿り気がなくなったら水を足す
  • 力を入れすぎないこと
新入社員ちゃん
この3つがポイントです。
かかとや側面も忘れずに!
ちなみに、普通は水→ワックスの順で足していきます。
どちらかが足りない場合にはその都度足していきましょう。
力を入れすぎると下地のワックスが落ちてしまうので、優しく丁寧に。
ゆっくりと平らにしていくイメージです。
新入社員くん
光沢が出てきたら直線的な動きも混ぜながら革靴を磨いていくと早く光りやすいです。

最後の仕上げ水研ぎ

写真で見ると曇っているようにみますが、実際には光沢がある程度出ています。

光沢が出て、凹凸がなくなったのを確認できたら、「水研ぎ」を行います。

 

方法は簡単で、ネル布を使っていない面に変えてワックスを取らずに水をつけて磨いていくだけ。

これも左右を何度か繰り返し行います。

2回ほどそれぞれ磨けばピカピカになっていきます。

ホコリが乗っているのを気づかずに水研ぎをしてしまったようで、薄い線上の傷が鏡面に付いてしまいました。

しかし、光沢が出ているのはわかっていただけるはずです。

新入社員くん
この容量でかかとの部分、側面も水研ぎを行っていきます。
水研ぎが済んだら鏡面磨きは終了です。
鏡面磨き前後を比べるとびっくりするくらい雰囲気が変わっているはずですよ。

革靴は鏡面磨きでここまで変わる

これが鏡面磨き終了後の革靴。

トゥの部分はもちろん、側面やかかとの部分も光って靴の陰影が強調されています。

 

履き古した革靴でも、鏡面磨きを行うと途端に雰囲気が変わります。

新品の革靴ならちょっとした傷から守ってくれるシールドとしても機能します。

時間はかかりますが丁寧に行えば、鏡面磨きはそれほど難しくありません。

新入社員くん
ぜひ、試してみてくださいね。
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新入社員ちゃん
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